Umbilical cable

最近は声優のことを調べています

面接

面接受けてきました。電車のダイヤが乱れたのと、キャンパスでちょっと迷子になって危なく遅刻しかけましたがギリギリ間に合いました。やっぱり前日下見は行っておくべきでしたね。
筆記試験の成績が良い順に面接呼ばれるみたいな噂もありましたが、僕の受けた専攻ではふつうに受験番号順でした。受験番号を9人ずつくらいに区切って、それを1時間くらいで捌く感じでした。
僕は最初のグループでしかも4番目だったので10時すぎには帰れたんですが、最後のグループは午後3時くらいからなのでご苦労様なことだと思います。
面接で聞かれたことは

  • 学部時代の専攻は物理学だが、なんでこの専攻に変えようと思ったのか
  • 卒論としては今具体的に何をやっているのか
  • なんで東大を受けなかったのか
  • ○○な材料を作りたいけどどうしたらそれは実現できると思うか

くらいでした。最後の質問をされて、自分の持ってる知識で適当に答えたら生暖かい微笑で「入学して勉強していけば分かるよ」と言われたので筆記試験自体はそれなりにできたのではないかと思ってます。

とりあえずこれで院試はすべて終わりましたので、明日からは研究室での活動をがんばります。正式な合格発表は9/13なのでそれまではそれなりにドキドキしますが。

筆記試験合格

昼ごろに筆記試験の合格者が発表されてました。無事合格しててよかったです。合格した後ならなんとでも言える&面接で試験の出来について訊かれるので試験の感想をメモ。

数学

出題はフーリエ変換、4×4行列の固有値固有ベクトル、ガンマ関数の性質について。
フーリエ変換は公式が与えられていてそれに突っ込むだけの簡単な問題なんですが、なぜか公式が目に入らず 1/\sqrt{2\pi}を前につけたり変なことしてました。フーリエ変換したあとの関数のグラフを書けって問題でも、 \sin(ax)/xのグラフなのになぜか \sin(kx)のグラフにしてしまったり。
ガンマ関数についても \Gamma (1/2)を求めろって問題で変な勘違いしたりケアレスミスが多かったです。
試験終了後にこれらのミスに気づいてかなりナーバスになってました。
4×4行列は、見てすぐに2電子系の同時固有状態を求めればいいことが分かった(つまり、答えを知っていた)ので落ち着いてできました。

力学

19年度以来の撃力からの出題でした。ここ最近ずっと剛体の平面運動から出題されていたのでかなり昔の過去問まで解いてよかったと思いました。というか前半は19年度とほぼ同じ問題では……
最後の3問は詳解力学演習に同じ問題が載っていて、実は試験前日にホテルで復習した問題の一つだったのでラッキーだと思いました。

電磁気学

過去問通りのコンデンサーについての問題だったので難なくできました。最後の問題がちょっとよくわからなかったけど……
詳解電磁気学演習に似たような問題があったので、やっぱり頻出分野くらいは詳解演習シリーズで潰しておくべきだなと思いました。

熱力学

熱力学の基礎概念についての問題で、ちょっと目新しい。 T\Delta S \geq \Delta Qとか熱力学の基礎の基礎についての問いが多かった。
最後のギブズ・デュエムの等式は知ってなきゃ解けないタイプの問題で、なんとか部分的に解けたのでよかった。でも G = \mu nまで出せてなんで n \mathrm{d}\mu = -S \mathrm{d}T + V \mathrm{d}p が導出できなかったのかは今でも謎。

統計力学

前半は3準位×2準位=6準位系の分配関数を求めて自由エネルギー求めて磁化求めて……の流れ作業だったけど後半の粒子が増えた場合についてはいまいち自信がない。一応それっぽい分配関数は出せたけど……。

量子力学

プランク定数を実験で求めるにはどうすればいいのか、というこの専攻では珍しいタイプの問いが1問目にあってちょっと驚いた。とりあえずお行儀よく、空洞輻射から出てくる光のエネルギーを周波数毎に測定して、プランクの輻射式で hをパラメーターとしてフィッティングすればいいというようなことを書いた。
後半は演算子と調和振動の典型的な問題。差がつくとしたら最後の基底状態が満たす微分方程式を求める問題くらいかなぁ。


とにかく受かってよかったです。すぐに二次試験の面接があるので、気を抜かずに備えていきます。

出願などなど

出願

ずいぶん前の話になりますが、志望先に出願しました。受験票が届くのが23日あたり。残り35日なので精一杯勉強したいですね。

勉強の仕上がり具合は

  • 過去問……5年分とりあえず解いてみた、という感じ。そろそろ2週目解こうかなと思っているところ。2年分は直前の演習用に残してあります。遥か昔10年くらい前の出題範囲に個体物性(と言ってもフェルミ準位がどうこうとかレベル)が含まれてるんだけど復活するんですかね。
  • 数学……1年のときの線形代数を一生懸命勉強したのが活きてて、素の状態でかなり解けてしまったのであまり力は入れていないです。多変数関数、重積分あたりがやや不安なのでそのあたりの演習をいくらかやります。
  • 力学……マセマの演習書を一周したのみだけど、意外と基本的な問題は網羅されているので、過去問やるときもなんとなくできてる感じ。力学は目に見えるので、最悪ゴリ押しの計算で解ける……と思いたい。
  • 電磁気……サイエンス社の演習問題集をひと通り解いた。ただし電気回路は出ないっぽいのでやってない。静電誘導、電機鏡像法あたりは頻出なので繰り返しやろうと思ってます。今までの知識が体系的になってきて良い感じ。
  • 熱力学……久保の演習本で、A問題とB問題のうち重要そうなものをかいつまんでる。ただし強い相互作用の系とか気体の統計力学クラスター展開など)はさすがに出ないだろう……という希望的観測でノータッチ。熱力学はわりとバリエーションがあるけど、統計力学調和振動子とか分子吸着みたいな代表的な問題に偏ってる?
  • 量子力学……実は一番勉強していない。さすがに何もしないのはまずいので、学部の演習プリントをやろうと思ってます。せいぜい調和振動子、井戸型ポテンシャル、一番難しくて水素原子くらい。

日揮

TOEIC公式スコアは発送予定日より早めに届くという説

ちょっとしたメモ書き。
昨日土曜日の夕方頃にTOEICの公式スコアが届いてた。スコア自体は事前にネットで見たので特に驚くとかはないけど、実物を見るとやっぱり嬉しい気持ちと更に良いスコアを取りたい気持ちになる。

で、思ったのはTOEICの公式スコアって発表されてる発送予定日よりもかなり早めに届くのでは、ということ。
僕が受けたのは2013年5月26日実施のテストで、発送予定日は6月26日。なのに22日に届いた。
実は院試出願書類が28日必着で、それにTOEICのスコアが必要。
当初は「発送予定日が26日なら金沢届くのに1日みて27日くらいかー、ギリギリに出願するのもなんか嫌だしとりあえず前回の590点のやつで出願*1しとくか……」などとうだうだ考えていたのだけど、予想外にスコアが早く届いたので杞憂となった。

しめきりと発送予定日のタイミングが際どい場合、「スコアは発送予定日より少し早く届く」ということを覚えておくと何かに役立つかも。

志望理由書書いた

院試の志望理由書を土曜日すべて潰して書いた。なんかあんまり見られてないとかいう説もあるけど、書類の中でくらい真面目な学生アピールしとかないと……という気持ちがあったので一応気合を入れて書いた。

*1:新しくスコアを取得した場合は当日に提出できる

教育実習やTOEICなど

教育実習

長いようで短かった教育実習が先週の金曜日に終わりました。詳細はまた時間があるときにでも(つまり、院試が終わったあとにでも)思い出しながら書いて行きたいと思っています。
感想としては、実はあんまり辛くないということに尽きます。ネットで教育実習体験談などを見ると、夜10時まで残ってるとか、研究授業前日は徹夜だったとか、結構恐ろしいエピソードがたくさん出てくるのですが、僕自身はそこまでのことはしませんでした。もちろんこれは行く学校とか担当の先生のスタンスとかにも依るので一概には言えませんが。
教育実習中の基本的な生活を箇条書きすると、

  • 朝8時過ぎに登校し、実習生控室でコンビニで買ったおにぎりなどを食べる
  • 8時20分頃から職員朝礼で、その日の行事や連絡事項が伝達される
  • 朝のホームルームで生徒に連絡事項を伝える
  • その後、6限終了までは
    • 授業がないときは教材研究(という名の自由時間)、指導案作り。たまに物理室で授業のネタになりそうな実験器具を探したりもしてました。
    • 授業があるときは、当然ですが自分なりに気合を入れて臨みました。
    • それと、たまに授業参観もしました。お世話になった先生の授業を見学するのは結構楽しかったです。
  • 6限が終わったら帰りのホームルーム。小話を交える実習生も居ましたが、僕は最終日以外はしませんでした。
  • その後は午後6時とか7時くらいまで指導案作りをしたり、実習日誌を書いたりして帰宅しました。7時くらいまで残ってると「そろそろ帰りましょう」などと言われます。

研究授業前日もそんなに忙しいという感じはありませんでした。普段より若干授業のイメージトレーニングを気合入れてしたくらいですね。
それと、最終日に理科の先生方にお昼をご馳走して頂きました。先生たちによくして頂き、実習生同士も楽しくやれて、生徒も素直でいい子ばかりでしたので、全体としてはとにかく楽しかったです。もちろん、疲れもありましたけど。

TOEIC返ってきた

5月に受けたTOEICの結果がネットで見られるようになってた。
結果は、リーディング405点、リスニング370点で合計775点。
試験終了時の感触としては、600点はあるけど700点はないだろうなー、という感じだったので、予想を上回る点数をとれて嬉しいです。特徴的なのが、前回はリスニングのほうが点数が高かったのに、今回はリーディングの方が高いこと。春休みはリスニングの勉強しかしてないので不思議ですね。

院試の英語の試験はTOEIC800を満点として扱うので、これで限りなく満点に近い点数が確保できたことになります。院試終了までしばらく英語はやらないつもりですが、ここまで来たら860点以上のAランクを取りたいなぁ、という気持ちもあります。

月記

ほんとにほぼ月記状態なんだよなぁ……

研究室訪問行ってきたという話

旧聞ですが、5/16、5/17と研究室訪問に行ってきました。いちおう東京なんですが、拠点にしていたのは横浜だったのでじゃあ横浜なんだろうかというと微妙なところ。
大学の最寄り駅はぱっと見田舎の駅という感じなんですが、ちゃんと一時間に7本くらい電車来るし10両編成だしでさすが東京だなぁと感心しておりました。
この付近の子どもは無邪気に遊んでいてとてもかわいらしかったです。(東京の子どもというとなぜか日能研のリュック背負ってメガネクイッてやってるイメージがある)
はじめは2つしか見学しない予定だったのになりゆきで4つ見学できたり、過去問の解答をもらえたり、いろいろ得したと思います。

東京行くにあたって、前々から気になっていたうちの大学の東京事務所を使いました。普段は何に使われてるのかさっぱりわかりませんが、就活シーズン中は就活生のオアシス、もとい着替えや携帯の充電に使われているみたいです。
場所も、始めはたどり着けるのか不安でしたが行ってみると案外わかりやすい。入ってみると、「夜行バスでのご上京おつかれさまです!」みたいなメッセージカードが机の上に置いてあって癒された。あとコーヒーが飲める。
東京って地方から来ると、ちょっと休憩するのにもお金がかかってしまうので、こういう場所があるのはとてもありがたいです。次回も使わせて頂きます。

そういえば、たまたま内定先の研修で東京に居た友人と東京事務所で1時間くらい喋ってたら院試の全体説明会に出られなかったりもしたし、横浜で一年ぶりくらいに合う先輩(というのかは微妙な方ですが)とお会いしたりしました。なにげに充実していたと思います。

TOEIC受けてきた

これはつい最近、26日の話。今回の会場は自分の大学ではなくて市内の私立大学。他の大学に入るのは結構わくわくするけど、初めての会場だったからかリスニングの音に慣れなくて思ったより手応えがなかった(だって音の反響がすごかったから……)。
前回の590点よりは上がったかもしれない、程度の手応えです。630点くらいじゃないかなぁ。いずれにせよ、いい方のスコアを提出するだけです。

院試の勉強状況

これは毎日メモったほうがいいのかもしれない。

久保の熱統計演習は1章、2章、5章、6章をひと通り(めぼしい演習問題を)解いた。7章の気体の統計力学や9章の強い相互作用の系は出ないだろうけど、8章の量子統計はやっておいたほうがいいかもしれない。
とりあえず、3章、4章をやって熱力学を仕上げたいと思います。

熱統計の勉強と並行して、院試の過去問を解いています。研究室見学のときに解答をもらったので捗ります。とりあえず平成21年度、22年度分は解いた。
結構出る分野が偏っているのでその分野を集中的に勉強したら過去問はほぼ解けるようになりました。あとは傾向から外れた問題が出ても大丈夫なように出そうな範囲を網羅したいです。

近況

5月になってた。早くも月記になりつつある。そういえば句読点を普通の、と。に変えました。3年のときはわりとしょっちゅうレポート書いてたのでカンマとピリオドの方が都合がよかったのだけど、日記とかを書くなら日本人らしく句読点で行こう。

前回の近況で書いた予定の反省をすると。

  • 研究室見学のメールは書いた。二日間で2箇所見学させて頂く予定。
  • TOEIC→やってない
  • 熱力学→やってない
  • 電磁気→やってない
  • 代わりに力学の演習をずっとやってた

まあ予定は変更されるためにあるものだし……。力学はそろそろひと通り勉強した感じがあるので、次は電磁気やります。

一日の勉強時間ってどれくらい適切なのかよくわからないけど、今のところ、平日3時間、休日4時間程度。休日にもっと勉強したほうがいいという節もある。
今週はちょっとひどくて、というのも、教育実習関連の集中講義やら模擬授業がたくさんあったのでほとんど勉強できていない。仕方ないんですけどね。

模擬授業

忘れないうちに感想とかを書いておこう。等速円運動から単振動を導入するところをやった。
個人的にこの導入方法は好きではないのだけど、微分を使わずに単振動を導入する方法としてポピュラーなのでそれに従う。

授業で強調したいポイントは

  • 単振動と等速円運動とは別の運動である(「等速円運動の正射影が単振動とみなせる」ということ)
  • 必ずしもx=A\sin \omega tのような形で書けるわけではなく、スタート地点(初期位相)によって変位の式は異なる

の2つで、あとは教科書通りなのでこの2つに時間を割く……はずだったんだけど前者については焦って言うのを忘れてしまった。

指摘されたポイントは

  • 最後の板書が落書きっぽくなった
  • 板書に日本語の説明を残す
  • 初期位相の教え方

それと、「君の性格がよく出てる授業だったよ^^」と皮肉られたりもした。でも、物理で面白いところって教科書より少し発展的な場所にあるんだよね。あまりそれを省きたくない気持ちがあった。

来週

高校で打ち合わせしたり、研究室見学したりで来週はほとんど金沢に居ません。