近況
他の研究室では4年生がゼミの資料作ったり、実験してたりするのに当研究室では院試の勉強しかしてないのでなんとも言えない気持ちになる.というかこの研究室,実はそんなに忙しくないのでは……
実験装置で使っている(使い捨て)純銅のガスケットをもらってキーホルダーにしてみた.学生居室やデスクの鍵,実験室の鍵などまとめておけるので便利.もらったのは直径5cmくらいの小さいやつだけど,50cmくらいある大きいやつもある.そういうのは数十万円するそうだけど,それを使い捨てにしているというのもすごい話ではある.
熱力学はとりあえず基本的なところは抑えた感じがある.久保演習本の3章までのA問題はだいたいやった感じ.
昨日一昨日に6年くらい前の問題を見ると,どうやら剛体の力学以外にもバネで繋がれた質点とかそういう系の問題も出てるっぽいので結局,傾向に沿って対策を立てるよりもまんべんなく勉強するべきなんだよなぁというごく当たり前の結論に至った.
近況
研究室では主にコーヒーを飲んだり院試の勉強をしてる.ただ学生部屋で院試の勉強をするとあまり捗らないのでできれば家で勉強したい……
院試の過去問を3年分見た感想としては
- 力学は慣性モーメントとか重心とか,剛体の力学がよく出る.というかそれしか出てない.まぁまぁ解ける.
- 電磁気は静電誘導からの出題が多い.導体に電荷を与えて~的なやつ.それなりに解ける.
- 熱力学は講義ではノータッチの磁性体に関する問題や,ジュール・トムソン過程など.勉強が足りてないのでいまいち解けない.
- 統計力学は折れ曲がる分子鎖の問題とか,吸着とかの典型的な問題が多い.グランドカノニカル分布にいまいち慣れてないけど,まあ行けるのでは.
- 量子力学は典型的な問題.井戸型ポテンシャルとか,凸型ポテンシャルとか,ガウス波束とか.今の時点でもかなり解ける.
- 数学は毎年,微分方程式,フーリエ解析,線形代数から出てる.フーリエ解析とかいいつつ大した問題は全く出ない.稼ぎどころだと思う.
- なんか昔の問題ほど難しい気がする
総じて言えるのは,「名前の付いている問題」からの出題が多いことなのでいたずらに演習をするよりも,教科書レベルの内容をしっかり勉強することが大切だと思った(高校生並みの感想).
力学や電磁気はぱっと見分からなくても,計算をがりがり進めてると解けることが多いのに対して,熱力学は演習したことないパターンの問題には手も足も出ない傾向がある(と思う)ので,とりあえず熱力学をしっかりやろうと思います.
研究室一週目終了
なんとなく過ごしてたら終わってた.噂通りというかなんというか,いきなり英語のレビュー論文渡されたんだけど,分量は30ページくらいで大して多くないし,それ以外にやることもないので今のところ忙しいという感じは全くない.
研究室滞在時間は10時前くらいに来て,7時過ぎくらいに帰るので10時間くらい.まあそんなもんかという感じもするけど,うちの学科の中では長い方らしい.
ただ,来週から長いと噂のゼミとかが始まるので,忙しさについてはなんとも言えない.別に忙しいのがそんなに嫌なわけではないけど.
レビュー論文はとりあえず一周目はわからない単語や論文独特の表現を調べることに徹して読み進めてたら一応最後まで読むことができた.内容理解については二周目から.英語に毎日触れる(触れなければいけない)環境というのは自分にとってもいいことだと思うのでがんばろうと思った.
それと,教授から不意に外部の院を受けるのかどうかということを訊かれた.いつ言おうか悩んでたのにまさか訊かれるとは…….今のところ,受けるかどうかということも含めてすごく悩んでて,先生からは悩んでるくらいなら行かない方がいい的なことを言われたのだけど,こういう人生に関わる決断をそう簡単には決められないのが自分の性分.
ただ,研究室訪問やら院試の勉強やらで実はそんなに時間があるわけではないんだよね
春休み終了
気づいたら春休みが終わってた.おおむね実家に帰省していた.
帰省中はなぜか普段アホみたいにつぶやいてるtwitterを使う気力も無くなるのだけど,それは犬とか家族とかが居て,わざわざネットなんてしなくてもコミュニケーションをとれるからだろうと思う.
春休み中は主にTOEICの勉強をしていた.というか,リスニングの勉強をしていた.ほぼ一日中やってたので,容易にQuestions 71-73 refer to the following excerpt from a meetingみたいなナレーションが脳内再生される……
春休みの最後に,「TOEIC 究極の模試」とかいう怪しい本を買ってきて解いてみた.
結果はリーディング・リスニングとも素点が76/100で,換算スコアがリスニング385,リーディング385で合計750だった.
この前受けたTOEICはリスニング305,リーディング285で合計590だったので,それに比べると成長したような気もする.スコア換算が甘いという節もあるけど,自分の感覚としては,初めてTOEICの勉強を開始したときより格段に聴き取れるようになったきがする.
4月のTOEICは金沢では受験できないので,5月26日のやつを受験する予定.目標は730以上だけど,とりあえず前回のスコアより取って,600点台に乗せたいところ.
日記
最近は花粉症で外に出たくないのと,もともと出不精だったのが相俟って半分引きこもりみたいな生活をしている.無為に一日を潰しても面白くないので,5月に受けるTOEICに向けて勉強をしている.基本的にはDUO 3.0をひたすら聴いている.iPodにDUOと洋楽を混ぜたプレイリストを入れておいて,適度にリフレッシュしながらやってる.
洋楽ではないけど,英語歌詞で最近いいなと思ったのがMAN WITH A MISSIONのEmotions.クリーンボーカルが良い.
そういえば,研究室はほぼナノ物理研究室で確定.ナノ物理とか言いつつ,原子間力顕微鏡(AFM)の開発と性能評価をしてる感じの研究室.AFM自体は企業でも作られているものなので,一体どういう研究をしているのかいまいちわからないけど,その辺はおいおい分かってくるんでしょう.
研究室はほぼ確定なので,先取りである程度勉強してしまってもいいのだけど,大学の図書館の本を延滞しすぎて春休み中本を借りられないので,いっそのこと英語に専念しようと思う.
現在のTOEICは590点という微妙な点数*1なので,ここで730点以上のBクラスにあがりたいところ.
*1:だいたいのメーカーでは昇進の条件として600点以上を掲げている
本を返した
そろそろ帰省するし,借りた本返さないと延滞になってしまうと思ったので玉川図書館へ.なにげに玉川のあたり行くのは初めてかもしれない.南町から一本路地を入ったところに良い感じの公園や図書館があった.
玉川図書館は,蔵書自体はまあふつうの市立図書館という感じなのだけど,館内の雰囲気はよかった.この前行った海みらい図書館と意匠がなんとなく似てる.吹き抜けで空間が広く見えるような造り.
今週末にかけて,去年一年分の花粉が飛ぶみたいで,たしかに昼間外出するととても辛かった.日本海側でこれなら太平洋側はどうなるんだろう.